新入社員がまず始めにやらされる仕事といえば、電話応対。
たぶんこの記事に目を留めてくれたあなたは、苦手なんですよね、電話応対。
私もです。
新卒で就職してしばらくした頃、電話に出たくなくて出たくなくて、
フロアじゅうに鳴り響く外線電話のベル(「誰かが取れや」的にフロア全体にけたたましく鳴り響く仕組みでした。まあ、先輩方は意地でも取らないんで新人が取ることになるのですが)をトイレの個室の中で聞きながら、
「ハハ……私は今、トイレに行っているから、用を足しているから……電話に出なくていいのだ……ざぁ~んねん、誰か出て~……うふふ……あはは……」
と、ノイローゼのようになったこともあったくらいです。
(サボりじゃないです、ほんとに用を足してたの)
知らない人から電話がかかってくるのがまずしんどいし、
何言われるかわからないのも無理だし、
なんかあのボタンがいっぱいついた電話機よくわからないし、
電話が鳴るたび憂鬱で仕方がありませんでした。
でも、そんな私も時を経て
なんとか人並みに電話応対ができて、(ごく)たまに「電話応対がいいね」と褒められちゃったりすることがあるくらいにはなれました。
ビジネス電話ってそれまでの家族や友達とする電話とはまったく違う世界なので
慣れるにはたぶんコツがいるんです。
逆に言えば、コツさえつかんでしまえば人並みにできるんじゃないかと思います。
そのためのコツをいくつか紹介しますね。
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