チヂマカです。
minneやCreemaなどのハンドメイド品のマーケットで品物を眺めるのにハマっています。量産品ではオトナの都合でできないような遊び心やちょっとした工夫が入っていて面白いです。
見るだけじゃなく、購入することもあります。作者さんが商品にお手紙を同封してくれたりして、人と人との取引なんだなと感じられると心が癒やされます。
ところでふと思ったのですが、販売サイトも慈善事業でやっているわけではない以上当然いわゆる“場所代”として手数料を作者さんから取るわけですよね。もちろん場所を提供しているのだから当たり前なのですが、できれば素敵な作品を作っている作者さんに多く還元される方がうれしい。
たとえば、複数のサイトに作品を掲載している作者さんがいた場合、どのサイトで買ったら作者さんの手により多く報酬が渡るのか気になったのです。
というわけで、主要なハンドメイド品販売サイトの手数料がどのくらいなのか調べてまとめてみました。
購入するだけの身だとあまり気にしたことがなかったんですよね〜。
(※情報は2017年5月現在のものです)
ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
販売した作品の代金の10%+税
リアルイベントや広告にも力を入れている一番の有名どころですね。私も初めてスマホにインストールしたハンドメイド販売系のアプリはminneのアプリでした。
キリよく10%。
Creema(クリーマ)
基本手数料:商品金額の12%+税
3ヶ月の確定売上合計が9万円以上の場合:9.5%+税
3ヶ月の確定売上合計が21万円以上の場合:8%+税
※日本での販売、フード以外の販売の場合
基本手数料はそれほど安くないですが、稼げば稼ぐほど手数料が軽減されるシステムですね。
雑貨などの細々したものはともかく、衣類やバッグ、家具などのお高めの商品ならば3ヶ月で9万は割とすぐいきそうですけど、どうなんでしょう。(購入専門なのでそのへんはよくわからず。。。)
iichi(いいち)
作品販売代金の20%
(税の記載なし)
他と比較すると若干手数料が高めな気がします。
その代わり、売上の振込が翌月20日と若干早いのが出品者としてのメリットみたいです。
メルカリ
取引価格の10%
(税の記載なし)
良くも悪くも何かと話題のメルカリにもハンドメイド品の出品カテゴリがあります。
時々手数料の割引キャンペーンもやっているみたいです。
tetote(テトテ)
販売価格の12%+税
minneと同じGMOペパボが運営しているハンドメイド品の通販サイトです。(2015年にGMOペパボ株式会社に買収されました)
こちらの方がクリエイターが自ら販売しているというよりは普通の企業が運営する通販サイトのような見た目ですね。
minneより手数料が高いのは、サポートがついている分なのでしょうか?
ハンズ・ギャラリー マーケット
作品代金(送料除く)の12%
東急ハンズが運営するハンドメイド品のギャリー&マーケットです。
以前はWeb以外にもハンズの実店舗の片隅にレンタルスペースがあってそこでも販売していたのを見かけたのですが、運営方針の変更によりどんどん縮小されているようです。残念。。。
(番外)クリエイターさんから直接購入
手数料なし!
そりゃそうですよね。
お気に入りのハンドメイド作家さんが直接運営しているネットショップなどがあるならば、当然そこで購入すれば代金は全額作家さんのところへいくわけです。
デザフェスなどのイベントで購入するのも同様ですね。
参加費用はかかっていますが、これは売れても売れなくてもかかるものなので……
とはいえ、既にお気に入りの作家さんがいてその作家さんの販売サイトを見つけたり直接買いに行ったりできる場合はよいですが、そうでない場合、色々な作者さんの作品を一度に見ることができる販売サイトやアプリはとても便利です。
(眺めてるだけでも楽しいですよね)
サイトを眺めていて、「あれ?この作者さん複数のサイトで出品してるんだな、どこで買うのがいいんだろう?」と迷ったときの参考になれば幸いです。