映画 バーフバリは2015年に公開された「バーフバリ 伝説誕生」と2017年に公開された「バーフバリ 王の凱旋」の2部構成になっています。
私は先日第二作の「バーフバリ 王の凱旋」の方から視聴しました。だってNetflixに王の凱旋しか入ってなかったんで。。。
一応事前にネットで軽く検索して「二作目から見ても大丈夫」という意見が多いことは確認していました。そしてその通り、二作目から見た私も話が分からなくなることはなく無事に視聴を終えることができました。
ただ、それを踏まえた上で「やっぱりこれは一作目から順に見た方が面白かったのだろうな」と思ったので、ここに書き記しておきます。
※この記事にそこまで決定的なネタバレは書きませんが、話の展開や出てくる人物に触れています。視聴前に情報を絶対に入れたくない方はご注意ください。
バーフバリは元々二部構成の映画
「伝説誕生」と「王の凱旋」は元々2部構成の映画として作られました。1作目の人気が高かったので2作目が作られたというわけではないのです。
最初から2作合わせて一つの物語なので、言ってみれば小説の上巻と下巻のようなものです。
確かに2作目から見ても分からなくはないように作ってありますが、1作目から見たほうがより面白いのは当然です。1作目から見ることができるならばその方がよいと思います。
理由その1:1作目で話だけ出ていたシーンを2作目で実際に見ることができる
元々2部構成の映画なので、1作目には2作目に続く伏線が張られています。
例えば1作目で話だけは出ていたシーンを2作目になって実際に映像として見ることができたりします。1作目を見ていた人は2作目のそのシーンを見てきっと「おお、これがあの…!」となるのでしょう。
1作目を見ていない私はそのシーンを普通に流して見てしまい、後からそういうことなのだとネットで知りました。
理由その2:1作目の登場人物が2作目のいいところで出てくる
1作目に登場していた人達が2作目のいい場面で出てきます。
1作目を見ていた人ならば「おおお、こいつがここで…!」となるはずです。見ていない人は一瞬「ん?誰だ?」となります。
ちゃんと説明してくれるので「誰?」のままでは終わりませんが、見た瞬間に「おおお」となれるのと「ん?誰?……ああ、なるほどなるほどそういうことか」と理解するのでは、没入感にずいぶん差があると思います。
ちょっと見てみたいだけなら2作目からでも問題なし
私がはじめに調べた通り、確かにいきなり2作目から見ても話が分からなくなることはありませんでした。ただ、分からなくはなくても1作目を見てからの方がもっと面白かったんだろうなぁと思う点はたくさんありました。
逆に言えば、「話題になったバーフバリというものがどんな感じなのか見ておきたい」というだけならばいきなり2作目を見ても問題はありません。2作目を見れば「1作目は大体こんな話だったのだろうな」というのは想像がつきますし、2作目のラストできれいに話がまとまっています。
2作目だけ見てなんとなく全体像が把握できるので時短になります。
1作目も2作目も余すところなくフルで楽しみたいなら1作目→2作目の順で見るのがおすすめ、応援上映などで盛り上がったバーフバリのノリをちょっと体験してみたいだけならばどちらから見ても話が全く分からないということはないよ、といった感じでしょうか。