私が取材・執筆をさせていただいた、イラストレーター・たかはしみきさんへのインタビュー記事が働く大人女性のための医療情報メディア「ILACY」にて掲載されました。
卵巣の機能低下により、40歳未満で閉経してしまうことを早発閉経といいます。40歳未満の100人に1人にみられるそうで、「意外と多いな」というのが正直な感想です。
卵巣の不調は身体のあちこちに影響する
私は子供を産む予定がないので、正直なところ「生理なんて別にないならないで楽だし私は別に構わないかな」と思っていました(ごめんなさい)。ですが、お話を聞いて考えを改めざるを得ません。生理以外にも、卵巣は身体の中でさまざまな働きをしているのです。
卵巣の働きが止まるということは、卵巣が分泌している女性ホルモン・エストロゲンも分泌されなくなるということです。つまり何が起こるかというと、更年期到来です。
つらいと噂の更年期が前倒しで……それはいやだ……
更年期って、よく話に聞くめまいとか体のほてりだけではないそうです。
たかはしさんの著書の中にもあったのですが、卵巣の働きが鈍ると抜け毛が増えたり歯ぐきがシワシワになったりという症状が出たそうです。そんなところにまで卵巣の調子が影響しているのですね。
自分が大丈夫でも親として体のことを知っておいて
デリケートな話題にも関わらず、たかはしさんは気さくに包みかくさずお話しくださいました。「自分の体の調子が大丈夫でも娘の体に不調が起こったときにフォローやアドバイスができるよう親として知っておいたほうがいいと思う」とのことで、私もその通りだと思います。
この記事が自分の身体の内部で何が起こっているかを少しだけ気にしてみるきっかけになってくれればいいなと思います。