一昔前まで、切手といえば裏面にのりが塗ってありそれを湿らせて粘着力のある状態にしてからハガキや封書に貼り付ける必要があるものでした。郵便を送る際、水をふくませたスポンジで切手を湿らせたり、場合によってはペロッと舌で舐めて唾液で湿らせたことのある人もいるでしょう。
しかし、裏面を湿らせなくても貼ることのできるシールタイプの切手があることをご存知でしょうか。
シールタイプなので台紙からはがせばすぐにぺたりと貼ることができます。常備しておく切手をこれにすると、手間なくささっと使えて便利ですよ。
便利でかわいいシール式切手
手軽に使えて便利なのもさることながら、デザインが豊富なのもシール式切手シートの特長です。ディズニーやハローキティなどのキャラクターものや季節に合わせたイラストがついたものなど、たくさんの種類があります。
写真は私が現在ストック用にしている和柄の切手です。(1枚使ってあってすみません)
ご覧になっていただけるとわかる通り、着物の形をした切手もあります。切手って四角形じゃなくてもいいんですね。
丸い形やイラストに合わせて切り抜いた形のものもあります。以前買った星座シリーズのシール式切手では星☆型のものもありました。かわった形でもシール式ならば切り離すのも楽です。
しかも、その星座シリーズは星座の星部分がキラキラした加工になっていて思わず「これ印刷原価大丈夫なのだろうか…」と心配になってしまったくらいお気に入りでした。(使い切ってしまいましたが…もっと買っておけばよかった)
【参考】ゆうびん.jpの切手ページ
(中程の「デザインで切手を選ぶ」のところに色々紹介されています)
郵便局の窓口かネットショップで購入できます
シール式の切手は郵便局の窓口か日本郵便のネットショップで購入できます。
ただ、ネットショップでは5,000円未満の場合送料が720円かかるので、お近くに郵便局があれば窓口で買ったほうがいいかもしれません。
今のところコンビニでは売っていないようです。いつもコンビニで切手を購入している人は、シール式切手を見たことがなかったかもしれませんね。
近所の郵便局では窓口で「シール式の切手シートがほしいのですが」と言うとクリアファイルに入った現在購入できる在庫一覧を見せてくれます。取扱量の多い大きな郵便局だとまた違うかもしれません。種類が多い上に次に買いに来たときには大抵売り切れている一期一会なので、いつも目移りしてしまいます。
大抵82円切手。ときどき62円切手。
シール式切手はだいたいが額面82円のものです。2018年6月現在の定形郵便物(手紙)の最小料金ですね。
季節もの(たとえば、暑中見舞いのハガキなどにぴったりなスイカやかき氷のイラストの切手など)ではたまにハガキに貼る用の額面62円のものがあるようです。
それ以外の額面の切手の場合は、残念ながら従来通りのり式のものを購入するしかありません。個人的にはこのシール式切手とても便利なので、全部これでもいいのにと思うくらいなのですが。
※切手の額面は2018年6月現在のものです。
シール式の切手、とっても便利なので、通常ののり式切手をストック用にしている人はぜひ郵便局まで足を伸ばしてみてくださいね。