酉の市は毎年11月の酉の日に行われる商売繁盛祈願のお祭りです。
縁起物の煌びやかな飾り熊手の屋台が並び、多くの人で賑わいます。熊手の屋台だけでなく、食べ物や射的・お面の屋台もありますよ。
東京台東区の鷲神社のものが有名ですが、地元横浜の金刀比羅大鷲神社でもやっているということで、今年はお邪魔してみました。
2017年11月は6日・18日・30日と3日酉の日があったので、酉の市も3回行われました。私がお邪魔したのは11月30日の三の酉の日です。
いざ、金刀比羅大鷲神社 酉の市へ!
金刀比羅大鷲神社は横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅からすぐのところにあります。
阪東橋駅の改札を出たところに案内看板がありました。出口1Aから出ればいいようです。
出口1Aから出て「さて、神社はどちらの方向かな」と辺りを見回すと、明らかに「こっちだ」とわかるほど人で賑わっている方向がありました。大まかにしか場所を調べていませんでしたが安心です(笑)
駅から神社までは5分ほど歩くのですが、神社までの道には屋台が出ているのでぶらぶらと屋台をながめながら歩くことができます。
酉の市の見どころはやはり華やかな装飾熊手!
熊手の屋台が並んだ一角は壮観です。
パンダ熊手やベイスターズ熊手も飾ってありましたよ。
私は初めてなので1,000円の豆熊手を購入しました。
豪勢な熊手以外にもこういったお手頃な価格のものもあるのですね。
ちなみに、立派な熊手を購入したり常連さんだったり駆け引きの末に商談成立したりするとお店の皆さんで手締めをしてくださるそうで、回りからは「ヨォーッ!」という威勢の良い掛け声と拍手の音がひっきりなしに聞こえていました。
熊手以外にも、食べ物や射的・くじなどの屋台もたくさん出ています。
お面やキャラクターもののお菓子などもあったので、お子さんを連れてきても楽しめると思います。
いつも酉の市に行っている人の話によると、この日は今年3回目の三の酉だったためか、いつもより人通りも少なく露店も少なかったみたいです。私には十分賑わっているように見えましたが……(この写真にあまり人がいないように見えるのは、迷惑にならないよう空いている場所であまり人がいない瞬間を見計らって撮ったからかと)
本気を出したらどうなってしまうんだ。
また、別の人の話では昼間より夜の方が盛り上がるらしいので、そのせいもあるかもしれません。
逆に言うと、人ごみを避けたい人は三の酉の昼間は狙い目ですね。
金刀比羅大鷲神社の酉の市は露店の出店時間が11:00~23:00なので、好きな時間に行くことができます。
あまり夜遅く出歩くのが心配な方は昼間に行けますし、
「平日だし、仕事あるし…」という方も仕事帰りにふらっと立ち寄って屋台で何か食べたり、ちょっと一杯……なんてこともできますよ。
そんなこんなで金刀比羅大鷲神社に到着。5分程度並んでお参りすることができました。
提灯はすべて職人さんの手作りだそうです。
これきっと夜に見たらもっと綺麗ですね。
次はぜひ夜に来てみたいです。
賑わいは近隣の横浜橋商店街でも
酉の市の日は、神社に隣接する横浜橋商店街も賑わいを見せています。
商店街各店が店舗の前にテーブルなどを出して食べ物を売っているので、まるでこちらも屋台のよう。
この日は既に屋台で焼きまんじゅうとずわい天とあんまきを食べていたため商店街では生牡蠣を1個だけいただいたのですが、生牡蠣だけで何店舗もあり激戦区のようでした。
他には焼き鳥、焼牡蠣、おでんなども売っていましたよ。
次の開催は?
酉の市は毎年11月の酉の日に行われるので、次回の開催は2018年11月の酉の日になります。
2018年の酉の日は
・11月1日(木曜日)
・11月13日(火曜日)
・11月25日(日曜日)
の3日間です。
酉の日は年によって2日の年と3日の年があるのですが、2018年は3日ありますね。(2017年も3日でしたよ。2019年は8日と20日の2日だけです)
ぜひ酉の市に足を運んでみてくださいね。