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「おかえり!はやぶさ2」 宇宙科学館で6年間を振り返る企画展

 

はまぎん こども宇宙科学館(横浜市磯子区洋光台5)は12月19日から、冬休み特別企画展「おかえり!はやぶさ2」を開催する。 

「はやぶさ2」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機。2014(平成26)年12月に打ち上げられ、2018(平成28)年6月C型小惑星「Ryugu(リュウグウ)」に到着。小惑星の表面物質を採取後、今月6日未明に地球へ帰還し、採取物の入ったカプセルを届けた。

 企画展では、はやぶさ2運用の年表成し遂げた成果と7つの“世界初”の解説、ガラクタで作成したはやぶさ2の1/2模型等を展示する。打ち上げから地球帰還までの映像や過去に開催したはやぶさ2の開発関係者によるオンライントークイベントの映像も流す。はやぶさ2への応援メッセージを書くコーナーも。 

 詳細な日時は未定だが、特別教室や開発関係者による特別講演も予定している。 

はやぶさ2運用の年表、成し遂げた成果と7つの“世界初”の解説、ガラクタで作成したはやぶさ2の1/2模型等を展示

成果を祝うだけではなく、結果を出すために現場がどのような取り組みをしたかにも焦点を当てるという。今後の宇宙開発を担う子ども達に、未来の宇宙開発を考えてもらうきっかけにする狙いがある。

 同館館長の的川泰宣さんは元JAXA執行役で、現在もJAXAの名誉教授を務める。先行機である「はやぶさ」のプロジェクトでは対外協力室長として対外折衝や広報を担い、はやぶさ2のミッションも長年見守ってきた。映画「はやぶさ/HAYABUSA」の登場人物のモデルにもなった。

 同館ではこれまでも、視聴者からの質問にリアルタイムで答えるライブ配信やカプセル帰還のパブリックビューイング等、はやぶさ2に関する様々なイベントを開催してきた。

ガラクタで作成したはやぶさ2の1/2模型

 来年1月11日まで。入館料は大人=400円、小・中学生=200円。開館時間は9時30分~17時(最終入館は16時まで)。休館日は第1・3火曜日。毎週土曜日は小・中・高校生の入館料が無料となる。

 今年6月に行われたトークライブで的川さんは、「はやぶさ3の計画はあるが、まだ承認は得ていない」と明かしている。

 

<関連リンク>

はまぎん こども宇宙科学館 オフィシャルホームページ

2020年度冬企画展「おかえり!はやぶさ2」

 

2020年度 はまぎんキッズ・サイエンス 第0回 6/13(土)配信(はやぶさ3への言及は43:15から)

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