クレジットカードを使っていればいつかはあるかもしれないことだと思っていましたが
先日ついに遭遇しました。
利用明細を確認したところ、
身に覚えのない利用履歴がずらーっと・・・
はい、クレジットカードの不正利用をされたようです。
すぐにカード会社に連絡をして取り消してもらったので事なきを得ました。
発覚の経緯、電話でのやり取りなど、その時のことを書き残しておきます。
身に覚えのない請求が7万円以上
先日、毎月のようにカード会社から「今月の請求金額が確定したので明細をご確認ください」のメールがきたので、会員サイトにログインして確認しました。
すると、いつもは月に1、2万程度のところ、
請求合計が97,000円ほど・・・!?
・・・きゅうまんななせんえん???
もちろん自分で使った覚えはありません。
(無意識のうちにガチャを回していたということもないです)
明細を細かく見ていくと、聞いたことのない店名だかサービス名だかがずらりと。
検索して調べてみたところ、海外の店やサービスのようです。
確かに支払いもUSドルやらユーロやらになっている。
実はこの不正利用されたカードは三井住友VISAのバーチャルカードというやつでして、
ネット決済専用で限度額が10万円のやつなのです。
・・・限度額ギリギリまで使われてるじゃないか!!
来月以降請求予定の利用履歴も確認してみたのですが、それ以降は使われていないようでした。
限度額に達して使えなくなったので、不正利用に気付いて止められたと思ってそれ以上使うのをあきらめたのでしょうか。
バーチャルじゃないカードだったらもっと使われてたな、これ。
とりあえず急いでカード会社に連絡だ!
すぐにカード会社のWebサイトを見て
「身に覚えのない請求があった場合の問い合わせ先」というところに電話を
・・・と思ったら営業時間が17時までだったので、
翌朝急いで電話をしました。
なかなか電話がつながらないことを覚悟していたのですが、
2、3分待ったところでオペレーターにつながりました。
カード番号と氏名を伝え、本人確認のための質問をいくつか受けた後、
いよいよ本題、
「それでは身に覚えのない請求があった日付と請求元の店名を教えてください」と聞かれました。
私「えーっと、4月○日の・・・なんて読むんですかねこれ、@@@@@? ネットで調べたら外国のお店みたいなんですけど」
オペ「ユーロであがっているものでしょうか?」
私「あー、それですそれです」
こんな感じ。(ユーロで買い物なんてしたことないよ!)
あらかじめ会員サイトの明細を開いておいて、
すべての不正利用と思われる履歴(約7万円分!)を読み上げました。
すべての履歴を読み上げ終えると、
「それでは担当の者に代わりますので少々お待ちください」と言われました。
どうやら受付担当と処理担当が分かれているようです。
意外とかんたんに取り消してくれた
すぐに別のオペレーターに代わり、
念のため先ほど口頭で伝えた内容を読み上げてもらい、
「本当に使っていませんね?」とか「ご家族やご友人が使った可能性もありませんね?」とか「自動引き落としで契約しているものでもありませんね?」とか
一応聞いておかなくてはいけないんだろうなーということを質問され、
(「実はこうだった」というケースも多いんでしょうね)
「この加盟店とは取引ができなくなる可能性もありますがよろしいですか?」と確認され、
(知らない海外の店だし別にいいよ!)
「それでは取り消しておきますので、2、3日後にまた明細を見て消えているかどうかご確認ください」と取り消してもらいました。
・・・え、それだけでいいの?
もっとこう、本当に不正利用かどうかの確認やらで時間がかかるものだとばかり。
いや、本当に断じて私は使っていないし、取り消してもらわなければ困るのだけど、
こうもあっさり信用してもらえるとなんだか拍子抜けです。
ちなみに、「カード番号が漏れていると思われますので、再発行にご協力いただけますでしょうか」と言われたので、
「はい、お願いします(むしろこちらからお願いしようとしていたところでした!)」と再発行してもらいました。
バーチャルカードでよかった
今回は使われたのが限度額10万円のバーチャルカードで本当によかったと思います。
(よくはないのだけど)
もっと限度額が高いカードだったらおそらく気付いてカードを止めるまでずっと使われていました。
限度額もそうですが、ネット決済専用カードなのもよかったのかなと思います。
カード会社の規約だとカードに署名がされていないと補償されないとか暗証番号を使用した取引だと補償されないとか色々あるようなので、
ネット取引でなくリアル取引で悪用されていたとしたら、そのへんの確認に時間がかかったり、最悪補償されない可能性もあったかもしれません。
と、ここまで書きながら思ったのですが、
ネット取引での利用ということは悪用者は商品を受け取るための住所なりを入力しているはずなんですよね。
あ、電子書籍とか動画とかのコンテンツだったらダメかぁ。
でも、Uberとかの類似のネット上で交通手段を手配するサービスも使っているようだったので
(しかも何日にもわたって、何回も!!)
それはたぶん本人が車に乗りに来ていますよね。
なんとかこう、そこらへんの手がかりをたどって、悪用者がつかまっているといいなぁと思いました。
そして皆さん、クレジットカードの利用明細は毎月きちんと確認しようね!
正直ちゃんと確認していない月もあったりしたのですが、これからは毎月きちんと早めに確認します。