2000年に容器包装リサイクル法(容リ法)が完全施行され、プラスチック製容器包装を他のゴミとは分けて出すことになりました。
私の住んでいる地域ではプラスチック製容器包装の回収は週1回なので、「プラの日」「プラごみの日」などと呼んでいます。
そんな呼び方をするからか、プラスチック製容器包装の回収日を「プラスチックでできたゴミならなんでもこの日にだせばいい日」もしくは「プラスチックでできたものはこの日にださないといけない日」と誤解している人もいる様子。(実際うちの父がそうでした)
違うんです!
プラスチック製品を捨てるときは基本的にもえるゴミ(家庭ごみ)の日に出します。
あんまり燃やしたことのある人はいないかもしれませんが、あいつら燃えるんです!
プラの日、ことプラスチック製容器包装の回収日に出すのは、容器包装、つまりパッケージや袋などの外側の部分のみ。中に入っている商品そのものはたとえ同じ材質でできていてもプラスチック製容器包装の回収日に出してはいけないのです。
つまり、キッチンで使うビニール袋100枚入りくらいのやつを買ってきたとして、
・一番外側のビニール袋(商品の包装)はプラスチック製容器包装の回収日に捨てる
・中に入っているビニール袋(買ってきた商品)は燃えるゴミの日に捨てる
ということになります。
コンビニ弁当についてきたプラスチックのスプーンやフォークの袋は容器包装ですが、中身のスプーンやフォーク自体は燃えるゴミです。
コンビニ弁当にかかっているラップは容器包装ですが、自分で買ってきて手料理にかけたラップは燃えるゴミです。
めんどくさいですね~、ややこしいですね~。
なぜこんなことになっているのかを次から説明します。
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