技術者の友人と話していて、
「案件を下請けに出したらそのまた下請けの業者が逃亡したと連絡が入り、結局自社で巻き取ることになって大変だった」
という話を聞きました。
友人のところへきた時点で孫請けだったようで、その下請けの下請けとなると孫請けの孫請けでひ孫…いや、ひひ孫請け…?
私自身、直案件かと思っていたら下請け・孫請けだったということはたまにあるのですが、ここまで本来の発注者との距離が遠い案件は請けたことがなかったので、「あるんだなぁ、そんなこと」と思いながら聞いていました。
ふと思い当たった
仕事柄、クラウドソーシングサイトをのぞいてみることがあります。
そうするとアプリ開発やWeb制作でたまに
「前にお願いした人が逃げてしまったので続きから作ってください」
というある意味正直すぎる募集を見かけることがあります。
1件2件じゃないんですよ、これが。
なんとなく勝手なイメージでそういうノリのやりとりって個人対個人、アマチュア対アマチュアのやり取りなのだろうなと思い込んでいたのですが、もしかしたらあの中の何割かは安く下請けに出したい企業担当者対個人、もしくは企業担当者対企業担当者だったのかもしれない、とふと思ったのでした。
孫請けはどこへゆく
少し前に日本年金機構の業務委託先の会社が再委託禁止にも関わらず中国の業者へ再委託していて問題になりました。この場合は再委託禁止とあらかじめ取り決められていたので問題になりましたが、そうでなければ業務を外注に出すのは現代では普通のことなのでしょう。
ただ、自分が発注した仕事が孫請け・ひ孫請け・ひひ孫請けに出されて最終的にどこの誰にお願いしているのかわからなくなってしまう状況は、成果物がきちんとしていれば問題ないとはいえ、考えてみるとそら恐ろしいものがあります。
まあ、そうならないための再委託禁止だったんでしょうけどね!!
発注する側は外注先をしっかり見極めること、発注を請ける側は成果物でしっかり信頼を獲得していくこと。
結局それが一番大切なのでしょう。