スマートフォンを買い換えると、前の端末で自分が使いやすいようにした設定を再現するのがちょっと面倒でもあります。
日本語の入力にはフリック入力を使用しているのですが、新しいスマフォにしてからどうもおかしい。
たとえば「ただ」と入力したくて「た」を2回入力するために2回タップすると、1回目で「た」と入力され2回目のタップで「ち」になってしまうのです。
こ、これは、懐かしのガラケー式入力!?
ガラケーのような入力方式は「トグル入力」
ガラケーのように同じキーを押すと「あ→い→う→え→お」のように文字が切り替わっていく入力方式を「トグル入力」といいます。「トグル」とは同じ操作を繰り返すことで機能や状態が切り替わる仕組みのことです。同じボタンを押していくうちに出てくる文字が切り替わるためにこう呼ばれています。
なぜかわかりませんが私が購入した端末SH-M06ではこのトグル入力がフリック入力時にも有効になっているのがデフォルトの状態のようで、母音が「あ(a)」の文字を連続して入力するために同じキーを2回タップすると、トグル入力で50音順で次のひらがなが入力されてしまっていました。
わざわざスマホでガラケーのような入力をするつもりはないので、早速この機能はオフにさせてもらいました。
設定でオフにすることが可能
設定 > システム > 言語と入力 > 仮想キーボード > S-Shoin > フリック設定・入力補助
に設定画面があります。(※Android8.0.0の場合)S-ShoinはSHARP独自の日本語入力システムです。
この画面で「トグル入力」のチェックボックスからチェックをはずしましょう。
ちなみに文字入力時に音が鳴ったり振動したりするのも「キー操作音」「キー操作バイブ」の項目でオフにすることができます。
それにしても、フリック入力時にもトグル入力を有効にしておきたいのってどういう状況なのでしょうか。
中にはフリック入力とトグル入力を気分で使い分けたい人もいるのかもしれませんが、デフォルトで有効にしておくほど大多数ではないような…?
設定の最適化への日々はまだもう少し続きそうです。