びびび備忘録

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空気を読む力を逆手に取られる例

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ある日、新聞と一緒に1枚のチラシが入っていました。
とある美容ドリンクのチラシです。

 

誰もが知っている大手メーカーの商品で、テレビCMも見たことがあるような気がします。

 

朝ご飯を食べながらなんとなくそのチラシを眺めていて気付いたのですが、
このチラシ、「たるまない!」とか「上がる!」などとは書いてあっても
具体的な効能については何一つ書いていないのです。

 

何がたるまないのか、何が上がるのか、については全く触れていないのです。
ほんとに!一切!!

 

にも関わらず私はその商品についてなんとなく

「たるんだ肌(とくに顔)のハリを復活させるドリンクなんだろうな」と思っていました。

そんなこと誰も言ってないのに!

 

何故なのか。

 

 

 

空気を読ませる

 

気になったので改めてWeb上にアップされていたCMを見てみました。

ここでもやはり具体的に何がたるまないのか、何が上がるのかは言及されていません。

 

「たるまない毎日のために」とか

これを飲んだら上がる感じがしました(※個人の感想です)」とか

徹底して「何が」を避けています。

 

ただ、CMの冒頭でこのドリンクの愛飲者として紹介される女性の

思いっきりライトを当てて顔面白飛びしそうな写真がバーンと映し出されたため

なんとなく「顔の皮膚のたるみに関する商品なのかな」と思い込んでしまっていたんですね。

 

「たったそれだけで!?」と思うかもしれませんが、

ほんとにたったそれだけなんですよ。

CMでもチラシでも一切「何が」には触れられていないんです。

 

これを飲んでいればもう下がらないです」とかにこやかに言ってましたけど、

改めて見てみると何言ってるんだろうですよ。

 

「たるまない」という言葉と真っ白な顔写真を見ただけで

「ああ、そういうことね」と空気を読んでそれら二つを勝手に結びつけてしまっていたんです。

 

勝手に空気を読んだのは受け手側?

 

私は実際にこの商品を購入したわけではないので
ここから先は仮定と推測になるのですが、
もしこの商品を購入して飲んだけれども肌のたるみが改善せずメーカーに文句を言った場合、
メーカーとしてはこう言うでしょう。

 

「たるんだ肌が上がるなんて一言も言ってませんけど?」

 

そりゃそうですよね。

実際言ってないんですもん。

 

「張り合いがなくてたるんだ生活ってことですよ」
「おいしいドリンクを飲んで気分が上がるってことですよ」

 

何とでも言えますよ。

勝手に空気を読んだのは消費者の方ですからね。

 

時には空気を読みすぎないこと

 

私自身そんなに空気を読むのが得意というわけではありませんし、
なんなら「最近の日本社会の風潮って空気読め空気読めってちゃんと言ってくれなきゃわかんねーだろーが!」くらいに思ってましたけど、
案外空気を読んでしまっているものだなぁと思いました。

 

人と人とのコミュニケーションでは空気を読んだ阿吽の呼吸が必要な場面もありますが、

情報を検討する際には空気を読む力や先入観は捨てたほうがよさそうですね。

 

ちなみに、この記事は件の美容ドリンクを「インチキだ!」と糾弾するものではありません。

「何が」上がるのか言及していない以上、

「潤いを失ってたるんだお肌がキュッと上がる」可能性もあるわけですからね。

 

ただ、こういった美容ドリンクを購入する際には

「何が上がるんですか?」と問い合わせてからにしたほうがいいと思います。

 

(気になるのでもし問い合わせたら結果を教えてね!)