2018年4月7日(土)、友人と一緒に山田富士公園の桜まつりを見物してきました。
前日までの暴風雨で桜の花はすっかり散ってしまっていたのですが、出店や体験コーナーで賑わっていました。
しかし、桜よりも何よりも目を引いたのは、会場の端に設置されたトラックステージの上で歌い踊るジェイソンマスクをかぶったアイドルグループでした。
何事かと衝撃を受けたのですが、どうやらホッケーマスク(通称ジェイソンマスク)のアイドル集団「仮面女子」のステージだったようです。
最強の地下アイドル
公式サイトによると、仮面女子は
芸能界に居場所が無くなった【選ばれなかった者達】が集まり、顔を隠すことで個人のアイデンティティを捨て、代償に群れとしての強烈なアイデンティティを手に入れた。
とのことです。
たしかに強烈なインパクトでした。
しかも、この桜まつりは警察や佐川急便なども地域へのPRとして出展しており、ステージは佐川急便のトラック、背景には犯罪防止のポスターが貼ってあるというコラボ(?)仕様だったのです。
「息子は詐欺!?」とデカデカと書かれたポスターをバックにステージ上を飛び回るジェイソンマスクのアイドル達。
ギシギシゆれるトラック。
なぜか客席で一緒に踊る佐川急便のマスコット・はこぶくん。
地域のお祭りならではの異色のコラボレーションステージに目を留めずにはいられませんでした。
アイドル界隈に詳しくない私は、すぐさま「ジェイソンマスク アイドル」で検索したほどです。
ガスマスク、甲冑マスクのアイドルグループも
検索の結果、仮面女子はジェイソンマスクのアリス十番、ガスマスクのスチームガールズ、甲冑マスクの鋼鉄少女という3つのグループで構成されていることがわかりました。
これまたどれもどぎつい。
友人と話していたのですが、次はペスト医師のマスク(鳥のくちばしみたいなやつ)あたりくるんじゃないですかね? どうですか?
仮面女子は秋葉原の常設カフェで365日毎日ライブを行っているそうです。毎日ってすごいですね。
桜まつりでのステージの終盤、メンバーたちは仮面をとって歌っていました。一度は捨てた個人のアイデンティティを、彼女たちは取り戻すことができたのでしょうか。
そんなことが気になった、お祭りの一日でした。
■仮面女子公式サイト
ちなみに余談ですが、冒頭のジェイソンマスク画像は先日ご紹介したPixlr Expressのフィルタとステッカーで盛ってみましたよ。
マスクだけだと怖かったので。