先日記事に書いた大さん橋マルシェで買ってきた生の落花生を塩ゆでにしてみました。
試食させてもらった塩ゆで落花生がとてもおいしかったので!
購入した際にお店の人にどのくらい塩を入れてゆでればよいのか聞いたところ、
「好みもありますけど、これ(試食用)をゆでるときは塩の袋の3分の1くらい使っちゃいましたね」
との事。
「そうかぁ、3分の1かぁ」と思い、
何の疑問も持たず私は上の写真にある500グラムの塩をスーパーで購入しました。
これが悲劇の始まりだった……
※生の落花生は日持ちしないので購入したらすぐゆでなくてはいけません。
この記事が前回マルシェで購入したときの記事から1ヶ月以上経っているのはブログを書く時間がなかったからで、実際は購入後すぐにゆでています。
落花生ゆでるよー
殻についた土を洗い、ゆでていきます。
もっと大きい鍋のほうがよさそうですが、そんなに大きな鍋がないためぎりぎりなんとか落花生が入りきる鍋で……
殻をむかずそのまま茹でます。
そして前述のとおり、500グラムの塩の袋の3分の1程度、約160グラムの塩をここへ投入!
多いですよね。
私も「多いなー」とは思ったんですよね。
でもお店の人がそう言っていたし、殻のままゆでるからたくさん必要なのかも? と思い、ついつい入れてしまったんですよね。
あ、これ「失敗した話」ですからね。
皆さんはこんなに入れちゃだめです。絶対に。
ゆであがりはいい感じ
殻のまま15〜20分くらいゆでます。
ゆであがり、ふにゃふにゃになった殻をとってみると、おなじみの煎ったピーナッツの茶色とは違いうっすらと白い薄皮をかぶっています。
食べてみるとゆで加減もちょうどよく、ほくほくでおいしい!
ここでやめときゃよかったんだよな、ここで……
このままでもおいしいけど、購入の際に
「ゆであがったらしばらくそのままつけておくと、塩味がしみますよ」と
お店の人から聞いてみたため、しばらくおいてみることにしました。
たしかに試食で食べさせてもらったものはほんのり塩味がしたような気がする。
ゆでた落花生の殻の防御力はゼロに等しい
どのくらいおいたらいいのかは聞かなかったので、とりあえず20分くらいおいてみました。
そして20分後に食べてみると、
しょっぱい!! 食べられたもんじゃない!!
殻はふにゃふにゃになっているので、ゆで汁は完全に殻の中までしみきっています。
160グラムの塩がダイレクトアタックです。
ここへきて私はやっと
「そりゃあんだけ塩を入れればこうなるよな」と思い至ったのです。
殻の中にしみたゆで汁を落としても、落花生の実自体にまでしみていてしょっぱかったので、しばらく水につけて塩抜きしてなんとか食べました。もったいないことをした……
たぶんこういうこと
後になって思ったのですが、お店の人が言っていた「塩の袋の3分の1くらい」というのはたぶん
こういう卓上塩のつめかえ用のような小さな袋のことを言っていたんじゃないかなー、と。
うん、そうだよ。きっとそうだよ。
いくらなんでも160グラムは多すぎるよ。
鍋が小さめでお湯の量が少なかったところへこの量を入れたもんだから負の相乗効果です。
ネット上でレシピを検索してみたところ、15〜30グラム程度と書いている人が多いようなので、まぁそういうことですよ。
上の写真の塩は180g入りですが、もっと少ないのもあるみたいですし。
教訓:
調味料の量を聞く時はだいたいじゃなくてちゃんとした分量を聞こう
※私は失敗しましたが試食させてもらった落花生の塩ゆではとてもおいしかったので、生の落花生を手に入れる機会があればぜひゆでて食べてみてください。
パスタをゆでるときくらいの塩加減でゆでれば、そうそう失敗するものでもないです。
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