「Uber eats(ウーバーイーツ)」はアプリやWebサイトからレストランへ料理を注文すると、指定した場所(家や仕事場、公園のベンチなども可)へ配達してくれるサービスです。
出前と違うのは、配達してくれる人がレストランのスタッフではなくUber eatsと契約しているフリーの配達員だということ。配達員は仕事が入ったとき以外は好きに過ごしていてよく、ユーザーから料理の注文があると近くにいる配達員に通知がいき、手をあげた配達員がバイクや自転車でレストランまで料理をとりに行って配達する仕組みです。
配達する人員をUber eats側が用意することでレストラン側は配達役のスタッフを独自で雇わなくて済む、シェアリングエコノミーの一種です。
配達員の人がよく迷っている
Uber eats(ウーバーイーツ)は日本全国で展開されているわけではなく、2018年5月現在日本国内では東京、横浜、大阪のみでサービスが提供されています。私は横浜に住んでいるので、何度か利用させてもらっています。
あたたかいうちに届けてくれますし、飲み物もちゃんとこぼれにくいように工夫されて(ふた&ラップと厚紙の固定台)届けてくれるのでとても重宝しているのですが、ひとつだけ気になる点が。
配達の際にいつも配達員の人が迷ってしまうらしく、
「すみません、近くまでは来ているのですがお家がわからなくて……」と電話がかかってくるんですよね。
違うんです。配達員の人を責めているわけではないんです。
配達員の人は何も悪くないんです。
頼りは住所とGoogleマップのみ
一度料理を受け取る際に雑談がてら「大変ですね〜」と配達員の人と話をしたことがあるのですが、配達員アプリ内で支給されている地図ってGoogleマップだけらしいのですよね。
ユーザーは注文時に配達してほしい場所の住所・番地を入力するので、その番地とGoogleマップを照らし合わせて配達にくるわけです。
ただ、Googleマップって、ご覧になったことのある方は頭の中に思い描いていただけると思うのですが、大きなビルやマンションはビル名まで表示されていますが小さめのマンションやアパートなどは名称が入ってなかったりするじゃないですか。個人宅の名前はもちろん入っていませんし。
まあ、そりゃあ迷いますよね。
Uber eatsはアメリカ発祥のサービスです。
アメリカの住宅は大きく敷地も広いので目的地近くまで行けば「この家だ!」と分かるのでしょうが、日本の住宅密集地ではそうはいきません。
もっと配達しやすい地図を支給してあげてほしい
地図の不便さは、配達員本人はもちろん、料理を注文するユーザーにも不利益を与えます。
毎回電話に出るのは面倒ですし、時には家の外の道路まで出て「ここでーす!」ってやらなくてはいけません。「注文すれば玄関先まで届けてくれる」という売り文句が台無しになってしまうのです。
(重ね重ね言いますが配達員さんは何も悪くありません。毎回「備考メモに詳しい道順も書いてるんだけどわかりにくくてごめんねごめんね」って思いながら電話出てます)
宅配便の業者や不動産業者なども使っているゼンリンの住宅地図(居住者名が入っている)などをアプリ内で支給したら、お互いもっと楽になるのになぁ、と無責任な素人考えで思うわけです。
でもきっとお高いんだろうなぁ。
Uber eats、もっと広まってくれ〜
なんでこんなことを書くかというと、文句をつけたいわけではなくその反対で、
「Uber eatsもっと広まってくれないかな〜」と思っているからです。
現在Uber eatsは東京、横浜、大阪でサービス展開していますが、登録されている店舗(レストラン)は実はそこまで多くないんです。少なすぎるわけではないのですがまだまだ登録されていない店舗のほうが多いので、どこのレストランの料理でも注文できるという状況ではありません。
もっとUber eatsが広まったら、これが選び放題よりどりみどりになるわけじゃないですか。「あの店の料理が食べたい!」と思ったときに登録されていないということも減るでしょう。
これは出不精の私にとって大変嬉しいことです。
そのためにも、ね!
ぜひ、よろしくお願いします。
■参考リンク:Uber eats