ある日友人と一緒に街を歩いていた私は、道端に積んであった荷物の中にある段ボール箱に目を疑うような3文字が大きくプリントされているのを見かけました。
うんこ
見間違いかと思ってよく見直しましたが、どう見ても「うんこ」と書いてあります。手書きではなく印刷物のようです。
私はすぐさま隣の友人に「ねえ、あれ、あれ見てwwwブフwwwww」と気持ち悪い感じで呼びかけました。友人も私と同じく大概小学校2年生くらいのメンタルなので、「フヒwwwwwうんこwwwww」と喜んでくれました。
目的地に向かう道すがら調べてみたところ、どうやら
株式会社うんこ
というとんがりすぎた名称の会社の段ボール箱だったようです。
うんこで世界を笑顔にする会社
公式サイトによると、株式会社うんこはうんこアートやうんこグッズで世界中の人々を笑顔に変えていく会社だそうです。
公式サイトにはうんこ発射ボタンもあります。(うんこが発射できます)
ネット通販もやっているようで(その名もうんこショップ)ある種の狂気を感じる滑り止め手袋が非常に気になったのですが、残念ながら品切れ中のようです。
ちなみに、株式会社うんこの関連会社には株式会社おならがあるそうです。
うんこは世界共通言語
株式会社うんこがうんこを題材に選んだ理由は「みんなが知っているから」だそうです。
各国のうんこのページに世界各国の人達が描いたらしきうんこのイラストが掲載されていますが、どの国でも同じようなイメージのようです。
しかし日本も含め、どこの国のイメージも何故巻いてるんでしょうね。実際に巻いてる現物ってあまり見たことがない気がしますが……
うんこショップで扱っているうんこのイラストモチーフも巻いていますし、何か造形美のようなものを感じるところがあるのでしょうか。
ユーザーが自由に絵柄を投稿できるノノグラム(パズル)のアプリで「poo(うんち)」という題名で顔のついたうんこのキャラクターを外国の人が投稿しているのを見たこともあります。やはりお下品ギャグとして何らかの通じ合うものがあるのでしょう。
あながち「うんこで世界をつなぐ」も夢ではない気がしてきました。「なぜ人はうんこに惹かれるのか」みたいな論文があってもおかしくないですよね。ていうか、ありそう。
時と場合を見極めて
というようなことを友人と目的地に向かいながら調べて興味深く拝見しました。
しかし、その目的地というのが飲食店だったのですね。昼食をとるために向かっていたのです。
さすがに飲食店の中でうんこうんこ言いながら(株式会社)うんこについて調べるのは憚られたので、(株式会社)うんこに関する調査はそこでおしまいになりました。小学2年生メンタルでもそのくらいの分別はあるのです。
時と場合を見極めて、大人らしくうんこを楽しみたいものです。